ロードバイクに取り入れるべき機能

My favorite bike components.

Penguin!! August, 2020

いろいろやってみた

自転車を生活に取り入れ,組み立て,サイクリングするようになって20年ほどになる.体はくたびれてきたが,知識は実ってきたのではあるまいか.いろいろなことをやってみたが,さて,何を優先すべきか,リストを作って検討しよう..

  1. フロントチェーンリングを3枚にする
  2. フロントチェーンリングをシングルギアにする
  3. フロント(チェーンリング)を楕円のRotor Q-ring にする
  4. ブレーキを油圧ディスクにする
  5. サイクルコンピュータをマップ付きのGarmin1030にする
  6. フレームをチタン製にする
  7. フレームをカーボンファイバーにする
  8. SRAM電動変速コンポにする
  9. カンパニョーロのコンポを使う
  10. ホイールを交換する
  11. チューブレスタイヤに交換する
  12. ハンドルにTTバーを付ける
  13. リアカセットスプロケットを交換する
  14. チェーンを交換する
  15. サドルを交換する
  16. シートポストをスプリング付きにする
  17. 自転車ウェア(ジャージやパンツ)を着る
  18. ペダルを交換する
  19. シューズを交換する
  20. 自転車で無線通信をする

これらが,以下に効果的,あるいは無駄なことなのかを検討していく.効果的って何のことか,3つだけは点数をつけることにする.①安全性,②性能(走行効率),③快適性だ.効果があれば,☆が増える.逆効果なら★が増える.安全性には、信頼性とか保守性、維持費なども含む.そのほかの要素は,コメントで示す.このほかの要素としては,バッグ類,スタンド,鍵,ライト,バーテープやグリップなんてのもある.

フロントチェーンリングを3枚にする

安全性  性能  快適性 
     ☆☆

次項でも述べるが,2005年以降,ロードバイクで前3枚チェーンリングの完成車を見たことがないが,それ以前には存在したし,今でもパーツとしてはある.前が2枚では,ちょうどよいギアの組み合わせで,たすき掛け状態になりがちだが,3枚ならば,中央付近のギアを使える.私が2004年に買った Felt F50 は,前が, 52T, 42T, 30Tの3枚だった.ほとんどのロードシーンで,前はミドルを使う.後ろは9速で,当時としては当たり前の段数だったが,幅を広く取れないので,アウターやインナーを使うことも多い.スプロケットがすり減ったので交換したときに,すり減った量を計ってみたが,4速が一番細くなっていた.5速が真ん中なので,脚力がないから1速分遅い方にシフトしているのかもしれないが,実際は,峠登りでのインナーと4速の組み合わせが長かったのだと思う.峠登りでは,トルクをかけるから,摩耗が激しいのだろう.

前が3枚だと,ミドル中心で変速すれば良いので,たすき掛けに煩わされることがすくなくなる.すると,チェーンがしゃりしゃりとこすれることも少ない.Qファクタが大きくなるが,気になったことはない.
フロントの変速回数は少なくなるので,チェーンが脱落する頻度も下がる.というわけで,快適性にはプラスがある.ただし,ちょっと重くなるだろう.

2010年以降、フロント3枚はMTBだけになってしまった.リア11速が普通になったので、フロント2枚で変速比のレンジは足りてしまう.しかし、平常時はたすき掛けで走っているというのはどうにも気分が悪い.

フロントをシングルギアにする

安全性  性能  快適性 
 ☆ ☆  ☆☆  ☆☆☆

前記のとおり、2010年以降、多くのロードバイクのチェーンリングは2枚で,アウターが50T,インナが34-39Tなどである.11速のリアスプロケットは,12-27Tくらいではあるまいか.だけどこのごろ、フロントシングルをぽつぽつ見かける.シングルでは、ナローワイドと呼ぶ、歯の幅が交互に狭い、広いとなっているチェーンリングが必要だが、そのラインアップが増えてきた.私は、フロント変速機のトラブルが多いので、業を煮やしてフロントシングル化を試みた.

これがすこぶるよい.フロントの変速が不要で、リアだけでリニアな変速ができる.インナーからアウターに変速すると同時にリアをロー側に2枚上げるような操作が不要である.フロントギアがインナーなのか、アウターなのか気にする必要もない.何より、チェーンがフロントディレーラとこすれてしゃりしゃり言うことがない.フロント変速でチェーンが脱落することも皆無である.

リアスプロケットは、34-11Tで、トップとローのギア比は3.1もあるが,前ギアで拡大できないので,ギア比は、ちょっと狭くなる.2枚のとき、後ろが12-27T 、前が34-50Tであれば、ローとトップの比は3.3になるから、6-7%狭くなる.しかし、実用上は、全く問題がない.基本的に、ローギア側は、同じギア比が得られる.トップ側は、2枚のときだって、12Tを50Tで回すことなどないのだ.50:13 止まりだとすれば、シングルのギア比とおなじになる.トップとローの幅が狭くなるだけでなく、各速間のギア比の間隔が大きくなる.2枚では、16, 17, 18 と1T差で並んでいたのが、15, 17, 19 などとなるからだ.私の場合、2-3-4速の間が広すぎる気がする.リア12速になれば、この問題も軽減されるだろう.時速20-30kmくらいで普通に走っているとき、中程の5-6-7-8速あたりでチェーンラインが真っ直ぐなのが気持ち良い.

フロントシングルは、次のQ-Ringとも相性が良い.

Rotor Q-ring

安全性  性能  快適性 
 ★  ☆☆  ☆☆

脚力は,体重をかけられる垂直方向で大きく出せるが,前後には力が出せない.クランクの円運動から効率よく仕事量を引き出すために,楕円のチェーンリングを使うのがQ-Ringである.使ってみると,踏み応えが増し,一番下の力が入らない部分は速く抜けてくれる気がする.確かに効果はある.だが,フロントの変速でチェーンが脱落しやすくなるし,変速機の調整が難しくなる.しゃりしゃり言う音を完全に消すのは難しいかもしれない.それに,Q-Ringは,結構高い.


変速機を使わない構成ならば,Q-Ringの欠点は消え失せる.つまり,フロントシングルとの相性が抜群に良い.アウター,インナの2枚を買いそろえる必要もない.フロントシングルで使うなら,安全性の★は消える.

油圧ディスクブレーキ

安全性  性能  快適性 
 ☆  ★★  ★

ディスクブレーキが急速に普及しつつある.それも油圧制御式である.制動力は十分だし,コントロールしやすく,雨にも強い.だから安全性は高まった.しかし,レースなどで転倒すると,高速で回転する金属板でけがをするという説もあるので,安全性は☆にしておく.性能的には,重量増になっている.調整が難しく,私の自転車の前輪ブレーキは,フレームに力をかけるとゆがんでパッドと接触して音鳴りがする.この音鳴りは,調整してもなかなかゼロにできない.音鳴りがするということは,摩擦でロスしていると言うことなので,非常に気になる.周期的な音がするのは,パッドではなく,ディスクが歪んでいる,あるいはディスクを取り付けるホイールが歪んでいることを意味する.乗車姿勢を変えると音が変化するのは,車輪のスポークの伸び縮みによるものだろう.後輪は音がしないが,前輪は気になる.

クイックハブがねじ込み式になって,一刻を争うホイール交換では不利になる.

ブレーキレバーの握りが大きくなってしまったのが,快適性を下げる要因である.掌の中に油圧シリンダーを握りしめていることになる。前方への突き出し量も増えていると思う。パッドの摩耗を気にすることがあまりなくなり、メンテナンス頻度は下がるだろうが,いざオイル交換するとなったら、ワイヤの交換ではすまなくて、オイルを入れてエア抜きしなければならないのだから、ライダーが自分でメンテするのは難しくなった.

レバーの握りで、ブレーキの効きを調整しやすいとする説がある.調整しやすさは、カンパニョーロのリムブレーキの方が上ではないかと思う.また、ブレーキが効きすぎて危険だとする説もある.プラトン走行しているときに落車すると回転するローターで手足を切って危険だとする説もある.安全性が最高に高まるわけでもないということだ.

Garmin Edge 1030 サイクルコンピュータ

安全性  性能  快適性 
 ☆☆☆  ☆☆  ☆☆☆

1999年に最初のクロスバイクに乗ったころから、2004年までは、CATEYEの簡単なスピードメータを付けていた。距離計や時間が出るだけでもありがたかった。2004年の最初のロードバイクには、シマノ・フライトデッキを付けた。これは、前後のギアの段数が表示され、さらにケイデンスが計測できた。素晴らしいと思った。さらに、Polarを付けて心拍を測ってみたりもした。2012年のGarmin Edge-800 は、それらが全部付いた上に地図が表示でき、ナビゲーションしてくれる。勾配もわかる。garmin のWebサイトで地図にコースを描き、ダウンロードしてスタートすれば、コースに沿ってナビゲーションしてくれる。知らない土地を走れるようになって世界が広がった。ところが、Edge800は、4年くらい使うと不調になった。電池に充電できなくなり、ときどきダウンしたり、記録が消えていることもあった。後継の820とかにしようかと思ったが、やはり評判が悪かった。それで、2018年に、えいやっと、一番高級なEdge-1030 を買った。これでトラブルがなくなったし(ちょっとはある)、ディスプレイは見やすくなったし、電動ギアの段数が出たり、その他いろいろ計測できるようになった。異なるプロフィールの自転車を数台(何台でも?)登録でき,自転車ごとに表示項目を変えたり,総走行距離が計算される.もはや、これなしではサイクリングに出るのは楽しくないし、知らない土地は走れない。

2013年の冬、沖縄を120km走ったとき、Edge-800は重宝した.これがなかったら走る気にもならなかった.ところが、120kmも走ると、電池が消耗する.最後の10kmは、はらはらしどおしで、首里城を見るのを諦めて直帰した.2019年、首里城は焼失したので、あのとき首里城を見ておかなかったのが悔やまれる.Edge-800 は、2010年ころの製品だが、2013年ころには、スマートフォンで自転車をナビゲーションするモバイルアプリケーションができていた.スマートフォンの問題は、ナビゲーションをつけっぱなしにしておくと、電池をひどく消耗することであった.おそらく、4-5時間が限界ではなかったか.それ以前のナビ機能の付いたPDAも同じようなものだった.Edge-800は、10時間以上もったが、それでも十分ではない.Edge-1030は、16時間ということになっていて、確かに非常に電池の持ちが良い.欲を言うなら、スマフォ用のモバイルバッテリーで充電しながら使えるようにすることだ.今は、充電するためにUSBをつなぐと、ナビ機能が停止する.

チタンフレーム車

安全性  性能  快適性 
 ☆☆☆  ☆  ☆☆

2011年、アルミのロードバイクに飽きてきたので、パナソニックのチタンフレームを注文し、自転車屋さんでカンパニョーロのAthenaを組みつけてもらった。フレームを注文するのも初めて、自転車屋さんにオーダーするのも初めてだった。2011年ころは、すでにカーボンフレームが大絶賛中だったが、あえてチタンにした。アルミやカーボンの太いフレームよりも、クロモリの細いフレームが良いと思っていたが、クロモリはさすがに重いので、ばねのように撓うチタンにしてみたかったのだ。結果は、固いフレームだった。でも、頑丈で、安全性は高いし、乗り心地も悪くはなかった。でも軽くはなかった。特に、パナチタンは、フロントフォークが重い。

2018年、パナチタンは廃して、Lynskey R260を購入。このときは、パーツも取り寄せて、自分でくみ上げた。これは、パナチタンより乗り心地が良いが,やはり堅い。フロントフォークが軽い。銀のボディがむき出しで、アマチュア無線のアンテナを取り付けしやすい。

カーボンフレーム車

安全性  性能  快適性 
 ☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆

パナチタンをぶつけてしまったので、次は何にしようか迷って、一時は同じくパナソニックのクロモリかとも思ったが、クロモリはシクロクロスを持っているので、流行りのカーボンにした。Anchor RL9 だが、パナチタンと同じくらいの価格だった。やっぱり軽いし、乗り心地が良い。色もきれいだ。その後、電動コンポにした。とても良い自転車なのだが、なぜかあまり乗らない。なぜか無骨なチタン車に惹かれる。いや,普通は,こっちの自転車を好む人が多いのは間違いない.

SRAMの電動変速機

安全性  性能  快適性 
 ☆  ☆☆  ☆☆☆

2012年ころからシマノDi2が大ヒットしていた。一度電動変速を経験すると、手動には戻れないとか書いてあった。プロのレース用バイクは、すぐに電動になっていった。ネットワークがCANだと知って感心した。でもお高いよね。Lynskeyのチタンバイクを作るとき、電動を入れようかとも思ったが、高いのでやめた。しかし、年をとってだんだん力がなくなっていくのを感じるので、早いこといろいろ試しておこうと思って、カーボンフレーム車のコンポを電動化することにした。

Di2が定番だが、ワイヤレスの方がいいに決まっているので、SRAM Red etap にした。これもお高いよね。でも、やはりワイヤがないのは簡単でよい。問題は、カンパのコンポにSRAMを組み合わせたことだ。SRAMは、10速まではシマノ互換だったらしいが、11速は微妙らしい。カンパと組み合わせたが、やはり合わない。スプロケットの間隔が違う。スプロケをシマノと取り換えることにしたが、そうするとホイールのフリーボディが非互換になる。幸い?ホイルはカンパで、カンパは、シマノ用のフリーボディを売っているので、シマノ互換にできる。カンパ偉いね。シマノのホイルは、カンパ互換にはできない。

電動にしてみれば、確かに、軽く変速するのと、Garminにギアの段数が表示できるようになるのでありがたい。ハンドルの中央を握っていても変速できるのもありがたい。快適性は上がった。性能も上がったが、実は、いまだにフロントギアはカンパのままで、そのせいか、フロントの変速で脱線することがある。それで,フロントをシングルにした.これで完璧だが,フロントの変速がないので,かなり無駄な装備になった.

Campagnoloコンポーネント

安全性  性能  快適性 
 ☆  ☆  ☆

日本で売られているロードバイクのほとんどが、シマノのコンポーネントを付けている。105が多いだろうか。ちょっと高級にしたければUltegraを選べばよい。互換性があるので交換可能。DuraAce は使ったことがない。安くしたければ、Tiagra にするが、ギアの段数が減ったりする。11速にしたければ、105か、Ultegraだろうね。私は、へそ曲がりだから、2011年の最初のチタンバイクでは、カンパニョーロのAthenaでオーダーした。Chorusにしておけばよかったのに、ケチりました。高級コンポは、軽くて、強くて、美しい。カンパは、後輪のラチェットの音がうるさい。変速には力がいる。しかし、ブレーキは非常に使いやすい。シマノは、変速機は軽いが、ブレーキのタッチが悪い。

カンパとシマノは、とにかく互換性がない.シマノのほうが後発だと思うが、ギアの厚さやブレーキの引き代を違えて、互換性のないシリーズにしてしまった.互換できるパーツにすると、訴えられるとでも思ったのだろうか.SRAMは、だいたいシマノと互換性がある.後発メーカーが、市場に食い込もうとしたら、互換性のある製品を出して、部分的にでも新しい製品を使ってもらうようにするだろう.それとも、カンパに対抗して、彼らの市場を全部奪えると思ったのだろうか.それとも、シマノはいったん互換を選んだが、カンパが逃げたのだろうか.とにかく、おかげさまで、我々は、カンパにするか、シマノにするか、選択しなければならない.混ぜては使えないのだ.

結局のところ,私のロードバイクは,2019年から3台を所有するが,1台がCampagnolo,1台がシマノ,1台がSRAM etap ということになった.それぞれ変速法が違うが,10分も走ればなじむ.

ホイールを交換する

安全性  性能  快適性 
 -  ☆  ☆

自転車雑誌には、完成車を買ったら、まずホイールを交換すべしなどと書いてある。全然違うんだって。残念ながら、私は、そんなに何種類も乗り換えたことはないし、カーボンホイールとか高級ホイールの経験がないので、ほとんどわかりません。 

Felt F50 には、シマノのホイールがついていた.同僚に安く譲ってもらったAmerican classic に変えたらとても軽くなった. パナチタンには、Zonda-2way を付け、それが傷んできたので、マヴィック キシリウムエリートに替えた.口述するチューブレスが気に入ったので,その後のLynskeyのチタンバイクは,どれもシマノのチューブレス用のホイールにした.

チューブレスタイヤ

安全性 性能  快適性
☆ ☆   ☆   ☆ 

タイヤは、乗り心地や、耐パンク性能や、転がり摩擦が変わる.でも、最近のタイヤはどれも良くなって、ブランドではあまり差がないだろう.ロード用のタイヤはスリックに決まっているし、差が出るのは、チューブレス・クリンチャの違いと、タイヤのサイズ(太さ)ではあるまいか.

パンクし難ければ安全性が高まる.チューブレスはパンクに強いのは間違いない.ちょっと抜けても2-30kmならそのまま走れる.ただし、ほんとにパンクしてしまうと、修理は大変.パッチを当てるわけにはいかず、タイヤを交換するのだが、チューブレスは、タイヤのつけ外しが大変難しいのだ.旅先でやるのはつらい.さらに太めのタイヤはパンクしにくい.23より25が良いだろう.最近は、28とかも使われるようだ.

チューブレスは、チューブとタイヤの間の摩擦がないので、動きがしなやかで乗り心地が良いと言われる.そうかもしれない.タイヤの厚みが増えるので、同じじゃないかとも思う.だって、チューブレスタイヤは、クリンチャタイヤとチューブを加えたくらいの重量がある.チューブレスタイヤは、付け外しが難しいというのが最大の問題.握力の弱い人には付けられないと思う.コツは、ビードをホイールの中央の隙間に落とすことと、石鹸液を塗って滑りやすくすることだが、塗りすぎるとタイヤの中に水分を閉じ込めることになる.密閉しちゃうから、ずっと中に残って、場合によっては內部を侵す.

TTバー

安全性 性能  快適性
★★   ☆   ☆ 

少しでも長距離をより速く走りたいと思っていた頃に購入して2年ほど使っていた.2005年ころは、TTバーが流行っていたように思う.ぶっ通しで走るときは、風の抵抗が減って、速く走れるのは間違いない.ただし、ブレーキに手が届かないので、危ないね.もうずっと使ってない.

リアスプロケット

安全性 性能  快適性
☆    ☆   ☆ ☆

私は、峠上りを趣味にしていたので、完成車に付いているスプロケットでは、変速域が足りないと感ずることが多かった.交換法がわからなかったが、工具セットを買ったら付いていた.こんな工具セットは、一つ買っておくと便利だ.あとは、ディレイらと互換性のあるスプロケットを選べばよい.以前のシマノのスプロケのレパートリは狭かったが、最近は、かなり低いローギアが選べるようになった.フロントシングルの影響だろう.2004年のFeltは、前3枚だったので、ローギアは23Tしかなかった.坂をもっと楽に登れるように25Tを買ったが、これはジュニア用だった.パナチタンは、前2枚で11速なので、ローギアは27Tにした.これくらいでちょうどよかったのだが、体力の衰えを感じて(羽目を外して)、29Tを付けたりした.これは純正ではない.29Tとかにすると、長いアームのディレイラを使わないといけないかもしれない.で、どうなのか?まあ、ローが軽くなるのは確かだが、あまり極端なギア比にすると、使用頻度が下がる.一番ローにして、あーこれでおしまいか、もうこれ以上軽くならないのか、と思うくらいのほうが、限られた段数のギアをまんべんなく使える.そもそも、軽くなると言ったって、エネルギー消費は変わらないのだ.インピーダンスマッチングが変わるだけで、仕事量は減らない.ほどほどでいいのじゃないか.

シングルギアでは、11-32Tにしている.ギア比のレンジは、2.9である.フロント2枚、3枚でも、3.4くらいのものだ.2.9で十分だと思う.

チェーンを交換する

安全性 性能  快適性
☆      ☆ 

サイクリングに出かけるときは、チェーンに油を差す.油をたらして、ウェスで拭くと、真っ黒になる.砂埃でこんなに黒くなるだろうか?エンジンのように燃料を燃やすわけではないから、カーボンが溜まるわけでもないだろう.金属が削れて細かい粉になっているのだろうか?確かに、長距離を乗っていると、チェーンが伸びるし、スプロケットの山が削れてくる.チェーンの伸びを測る小道具を持っている.シマノのチェーンは、5-6000kmで許容範囲を超えた.トルクのかけ方で違うだろう.坂ばかり登っていると早く伸びるのだろう.チェーンの伸びを放っておくと、スプロケットがどんどん摩耗していく.1万キロ位で明らかに変形している.前ギアも減っているのだろうけれど、わかりにくい.

シマノのチェーンは、伸びやすい.カンパは、8000km くらいは持つ.connectix のは、さらに高性能らしい.まあ、チェーンが硬くなるとその分、スプロケットの減りが速くなるなるかもしれないね.他のライダーのチェーンが切れる事件に一度遭遇したが,自分ではチェーンが切れたことはない.ミッシングリンクとか,チェーンを簡単に脱着する器具も使っているが,快調です.

サドル

安全性 性能  快適性
  ☆  ★  ☆ ☆

長距離ライドでおしりが痛くなるのはしょうがない.特に初心者にとって大問題だが,高齢ライダーにも問題である.おしりが痛くなる原因は,明確である.サドルにどっかと腰を下ろすから,圧力がかかって痛くなる.初心者や高齢者は,脚力や腕力が弱いので,どうしてもおしりに体重がかかるのだ.力をいれてペダリングしていれば,腰が浮くので,おしりが痛くなることはない.まあ,引き足を多用するとやはりおしりに力がかかってしまうけどね.

高級なサドルは,固いというより,細いので,面積が小さく,従って圧力が高くなっておしりが痛くなる.補足するのは,大腿の上下運動でこすれないようにするためだ.幅広い,おしりに優しそうなサドルは,大腿の内側がこすれたり,引っかかって,ペダリングしにくい.ふかふかのサドルも考え物である.おしりの沈み込みが大きくなるので,おしりの位置が定まらない.シートポストの高さが常に変わっているような物で,安定しなくなる.そうなると安全性も減点せざるをえない.

そうは言っても,おしりが痛いのでは,サイクリングが楽しくなくなる.ざっと,高いサドルほどおしりが痛いが,あまりに安いサドルもやはり痛いと覚えておけば良い.穴あきかどうかは関係ないと思う.あと,前後に長いサドルは,それなりに役に立つと思う.

スプリング付きシートポスト

安全性 性能  快適性
    ★  ☆ ☆

最初のクロスバイク,CS3400のシートポストはスプリング付きだった.この自転車では遠出はしなかったが,やはり乗り心地良かったと思う.その後,スプリング入りのシートポストを2本使った.重くなるが,それなりに効果はある.ストロークは4センチしかないので,どっかと腰を下ろすと,ボトムしてしまう.それに,腰の上下位置がふらつくので,性能的にはどうかと思うが,逆に,おしりが上下数センチにわたって適切にサポートされるので,安定したペダリングができるような気もする.ちょっとお気に入りです.

ビンディング・ペダル

安全性 性能  快適性
 ☆  ☆  ☆ ☆

慣れてしまえば必需品になる.やはり,MTB用の重たいSPDペダルよりも,SPD-SLがよい.私は,TimeのiClic を使っている.自転車屋さんに勧められてTimeを使い続けているが,正直,シマノのSPD-SLでよいのではないかと思う.Timeは,踏み込みがいいかげんだと,中途半端な位置にはまってしまう.その分,足首の動きにゆとりが出るのがメリットらしい.

ウェア類

安全性 性能  快適性
 ☆  ☆  ☆ ☆

自転車ウェアは独特である.パンツの中に,腰当てというか,パッドが入っているので,異様な形になるのではないか.ジャージは,背中が長い.しかし,機能的に作られている.そんなことより,風の抵抗を減らして速く走るには,体にピタッとフィットするウェアでなければならない.だぶだぶで着るのは良くない.サイクリングウェアは,結構高価だったが,最近は,Amazonで中国製が安く買える.デザインは著作権違反のようだし,作りも粗雑な物が多いので要注意.

ヘルメット

安全性 性能  快適性
 ☆☆    ☆ 

ヘルメットも必需品.古くなると強度が低下するので,3-5年で買い換えるべきらしい.それで数年に1個買うのだが,前のを捨てるかというともったいない気がして捨てられず,「誰かと一緒に乗るときに使えるだろう」てな具合で残してある.もう10年以上前のもあるな.古いのは,内側のライナーが縮んで,だぶだぶになっていくような気がする.中国のメーカ製で,紫外線よけのバイザーが磁石で取り付けられ,後頭部にLEDで赤いライトが点滅する安いヘルメットがある.バイザーには黄色い薄い色も選べる.使い勝手は大変によい.しかし,各国製のヘルメットをバットで殴ったら,中国製だけ木っ端みじんに壊れたという動画を見たことがある.CEの認証は取っているようだが,心配だね.認証マークを偽造して貼り付けている例もあるらしい.欧米製は横幅が狭いので要注意.

シューズ

安全性 性能  快適性
 ☆    ☆ 

ビンディングペダルを付ければ,シューズも買わなければならない.ランニングをしていた頃,毎年2足くらい買っていたが,自転車用は数年に1度で良い.足を固定するので,ランニングシューズのように衝撃吸収性や柔軟性が要求されるわけではない.それにしては高いね.ダイヤルでひもの締め付けを調整するタイプが一番良いし,一番高価だ.溝の入ったベルトをカチカチと締め上げるタイプも,まあ使いやすいが,ちょっと重そうだ.ベルクロはだんだん緩んでくる.それよりはオーソドックスなひもがいいかもしれないが,結ぶのが面倒だ.ひもとベルクロを一緒に使うタイプもある.靴のサイズが,フランス式なのか,43,44など30-50くらいの数値である.1単位が7㎜に相当するらしく,荒っぽいので0.5刻みにしたりする.そんなことしないで,普通の靴と同じ5㎜刻みにすればいいのにね.普通タイプとワイドタイプがある.外国製は,細いので要注意.

講評

安全性,性能,快適性に最も効果があるのは,まずGarmin-1030 である.スマートフォンにRuntasticでもナビゲーションできるかもしれないが、私は両方使ってみてRuntasticは使わなくなった.

次に効用が高いのは、フロントシングルではあるまいか.ギア比の選択肢が減るが、フロントディレーラの調整不要でトラブルがなくなるだけでもありがたい.ディレイラがいらなくなるのだから、軽くなるし、コストも下がる.フロントディレイらも電動は高いからね.

フレーム素材は,カーボンとチタンと両方必要.電動変速も有効だが,そこまでコストをかけるべきか迷う.Q-Ringはいいと思う.ディスクブレーキも評判になっているが,剛性を上げるために材料を多く使い,重くなる.カンパのリムブレーキが使えるならそれで十分だ.

シューズとかウェアとかヘルメットとかペダルは、なしではすまないが、ものによる差は少ないと思う.


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