Penguinノート


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■2025年08月18日 iphone がストレージ不足
私のiphoneは、数日前からシステム更新をしようとして、ストレージが足らなくて
失敗している。2018年のXSで64GBである。現時点で最新の16 には、128,256, 512GB
の3種類がある。フラッシュメモリのサイズの違いだが、128GBと512GBでは4.5万円の
違いがある。PC用のM.2 NVMeは、512GBで5000 円ほどなので、apple のストレージの
値付けは、いつもながらぼったくりである。さてどうしたものか。ストレージの
管理を見ると約半分がiOSとシステムデータ、1/3 がアプリケーション、15%ほどが
写真や音楽であるらしい。あまり削る余地がない。
■2025年08月17日 AIの思考言語
図書館で借りたTIME誌2月号に興味深いニュースがあった。
この春には中国で開発されたAI,DeepSeek が話題になったが、それを調べると、
内部では中国語で考えるのと英語で考えるのとを切り替えて、2カ国語を操っていたと。
そして、解析を簡単にするために1言語に(多分英語に)限定させると、問題が
解けなくなった(the system
■2025年08月16日 石破首相の反省?
終戦記念日に石破首相が反省をした。誤った演奏に進んだことを反省するのだと。
毎日新聞は、それでは足らず植民地への加害責任も反省すべきだという。
もう80年、平和国家として歩んできたのにこれ以上反省する必要があるのか。
それに、日本は知己を併合して日本にしたことはあるが植民地支配などしていない。
戦争を反省するというのは、戦争したことが間違っていたと認めることになるが、
死んでいった300万人の犠牲は無駄だったと言うのか?戦争をしなければ、
今でもアジアは黄色人種として差別が続いていたかもしれないし、インドネシアや
マレーやベトナムは、オランダ、フランス、米英の植民地であり続けたのだ。
日本が多大な犠牲を払ったので、アジアは独立して、中国は常任理事国になれたのだ。
朝鮮はロシア領になるのを免れた。実際、香港は、30年前までイギリスの領土だった。
終戦記念日は、反省ではなく、アジアの独立を祝うべき日ではないのか?
■2025年08月06日 マイナンバーカード更新
マイナカードの証明書の有効期限が近づいたので市役所に更新に行った。
すると、カードそのものの有効期限なのでカードを作り直すという。
なるほど、あまりチップが古くなるのも良くないし何より写真が実物とずれてくる。
写真はその場で撮り直してくれる、新しいカードは3−4週間でできるが、
取りに来るか、郵送するか選べという。取りに来るなら何もいらないが、
郵送を選ぶなら、何かもう一種類、本人確認の証拠が必要という。
健康保険証を見せようかと思ったが、おかしくないか?
健康保険証は、マイナカードに統合済みで、12月には失効するはずの物だ。
顔写真がないから、詐欺利用もあるので、マイナカードと保険証の併用はやめるべき
だとの国会質問があった。何でそんな物がいるのか聞くと、上司が出てきた。
しかし、もう一枚身元確認できる物がいるの一点張り。私は、
「郵送されてきたときに、配達員に私が本人であることを示す必要はある。
届いた封筒を開封し、中から出てきたマイナンバーカードに写った写真で
本人確認できるが、配達員が開封するわけにはいかないから、
受取人はなんらかの方法で本人であることを示す必要があるだろう。
しかし、今、有効なマイナカードを提示して、本人であることがこれ以上ない
くらい明白なのに、なぜそれ以上の証拠が必要なのか。
健康保険証では本人確認能力が低いからマイナカードに統合したのに
それを見せろとはどういうことか?
政府が本人であることを保証するために発行しているマイナカードより
健康保険証を信用するのはなぜか?」と尋ねるが、解答はない。
それどころか、なんと、「病院の診察券でもいいですから、誕生日が分かれば」
と言うのにはたまげた。それから、マイナカードの証明書を使って
本人認証しようとしないのはなぜか?暗証番号を入れさせて
本人確認させれば良いのに、それをせずに診察券を見せろという。
それは市が決めたやり方なのかと聞くと、いや国(デジタル庁)の通達だという。
国は、マイナカードより、診察券を信頼するというのか?
確実な2段階認証とでも言うのかな?
■2025年08月03日 葛刈り
近所に大水災害時に水が入る遊水池がある。周囲の土手には、有志が桜の苗を植えて
くれて20年にもなるので春にはきれいな花見道になる。桜の前には菜の花も咲くので、
菜の花の芽はいつも大量に採れる。その桜が、夏には葛の蔓と葉っぱに覆われる。
一帯、葛やヤブカラシの繁茂が著しい。桜と言っても、しだれ桜があまりにかわい
そうなので、葛を退治してやることにする。33℃と暑い中、上下のウィンドブレーカを着て、
長靴を履き、軍手にのこぎりを持ってしだれ桜の周囲に立ち上がる葛の茎を切って回る。
周囲にものすごい葛の山ができているのでなかなか近づけない。葛の茎は、いくら太くても
直径1cm ほどで切るのはたやすいが、それだけではすぐまた次の蔓が絡みそうなので、
しだれ桜の垂れ下がった枝もカットする。枝を垂らす物だから、葛に捕まりやすいのだ。
普通のソメイヨシノの木は、葛をほとんど寄せ付けない。しだれ桜は、ほんとに
くずの餌食になりやすいのだ。それに、セイタカアワダチソウのような、太くて長く直立
する草は、桜の枝に取り付く中継木として役に立ってしまうので、なるべくこれらも
切ってやる。かも飛んでくるし、結構な重労働である。特に左半身に麻痺の残る身では
草をまたぐこともままならぬこともあり、汗だくになる。それでも、50本くらいの
葛の立ち上がりを切断しただろうか。明日から、近くを散歩するときに葛が茶色く
枯れていくのを見るのが楽しみである。

■2025年08月02日 京都出張
7月30日から2泊3日で京都に出張した。30日は、京都府福知山市で41.2℃の日本最高
気温記録が出たらしい。京都のホテルで見たTVの天気図には、明日の最高気温として
38℃、前日比-2℃と出ている。今日は40℃だったということ。翌日、8時頃ホテルを出ると
前の京都御所の林で蝉が猛烈に鳴いている。グルグルというような声で、関東では
効いたことのない声だった。猛烈にうるさい。京都大学についても木の上で同じような
蝉の声がする。午前の仕事が終わって昼食に出かけるとき、打って変わって静寂に
包まれる。気温はさらに上がっているが、どうやら暑すぎて蝉も元気をなくすらしい。
あの凶暴なオオスズメバチもミツバチに簀巻きにされる高温攻撃で死ぬらしいが、
蝉も40℃になったら死んではどうか。
■2025年07月21日 外国人・移民問題
参院選で日本ファーストを掲げた参政党が一挙14人の当選者を出した。根底に、
日本に来て土地やマンションを買いあさったり、コンビニや旅館を散らかす中国人
への反感、川口市などでのクルド人の暴行、閉山している富士山に勝手に登って
遭難し、2回もヘリで救助された韓国人、靖国の鳥居に放尿した中国人、日本人学校に
通う子供を殺害して理由を明かさない中国、日本に来てすぐに生活保護を請求する
中国人、それなのに中国からのビザを免除してより多くの中国人に便宜を図ろうとする
自民党の岩屋外務大臣、石破政権への不満がある。参政党の記者会見を見ると、記者は、
外国人の基本的人権をどう考えるのかという質問があったり、YouTubeの動画には、
参政党の態度はナチスと同じじゃないかとの意見がある。外国人にも基本的人権はあるだろう。
それは各国の憲法が定めるべきことだ。日本国憲法は、(日本の)国民の基本的人権を
保障している。特にGDP世界2位の中国人の生活保護など、貧乏な日本人の税金から
支出する必要はない。生活保護を請求しても認められない日本人より外国人を優先する
必要はないし、日本人が中国で生活保護を支払ってもらえるかどうか考えたら良い。
ユダヤ人に極悪非道を働いたナチスと日本での外国人の非道に対する反感を一緒に
するなど、何をかいわんや。ユダヤ人は法を犯してガス室に送られたわけではない。
日本にいる外国人は、不法滞在やレイプなど法を犯しているのに不起訴になる
日本の司法に憤っているのだ。
■2025年07月16日 参院選後半
7月3日公示、20日投票の参院選はあと3−4日で終わる。争点は、減税と外国人(移民)が
中心で、さらに米(減反政策やJA)、トランプ関税など。石破自民はいちいち国民感情を
魚でして総崩れで、「自民党をぶっ潰す」は大成功。総裁選で民意に従って高市に
しておけば良かったのにどういう力が働いたのか、石破になり、さらに彼は衆院選で
大負けしても無視して居座り、さらに外交に媚中の岩屋、関税に無能赤沢を当てて
大失敗しても責任を取らない。そのすきに立憲が伸びるかと言えばこちらも減税を
ポピュリズムと批判し、蓮舫にすがって沈没、国民民主は、山尾で失敗、威信は前原が大逆風。
こうして残ったのはれいわと新興の参政党、保守党だが、これらもスキャンダルが絶えない。
参政は全地方区に候補者を立てる大躍進だが、嘘つき党首の独裁ぶりがひどい。
保守党は批判を聞こうともしないので議論が成り立たない。NHKの浜田氏は天才だが
組織として信頼できない。残るは四毒抜きの誠真会だけになる。


■2025年07月13日 トランプ関税
米国の対日関税が25%で確定するようだ。関税を払うのは米国内の消費者で、トランプ
政権は米国民の批判を受けるのだと思うが違うのか?喜ぶのはフォードやGMなどの
自動車製造業者のはずだが、すでに彼らも製造工場をメキシコなどに移しているから、
米メーカーの自動車も値上がりして、だれも喜ぶ人はいないのではないか?
日本の消費税が高すぎるし、トヨタなどの輸出業者は多額の還付金を受けている
ことも批判されている。まるで輸出奨励金のようになっていることにトランプが
怒ったという説もある。しかしこの還付金とやらは、国内消費前提で仕入れに支払った
消費税のうち、輸出に回った消費分を還付するというのだから、間違っていないと思う。
そもそも消費税が10%というのが高すぎるとの批判も強い。しかし、現状、年間4000万人
を超える海外からの観光客もこれを払っている。観光客に対する免税措置はやめるべきだ。
日本人は、さらに国内で所得税や健康保険金をたくさん支払っているが、観光客は
これらを払わず、円安の為替益を享受している。インバウンド客は混雑を悪化させて
ずいぶんと迷惑を働いているのだから、もっと税金を(たとえば入国税のような形で)
払うべきだが、現状、搾り取れるのは消費税だけである。だから、外国人の消費税率は
25%のように上げて、日本国民の所得税を下げたらいいんじゃないか?中国人が
日本人のふりをするから、外国人の税率を上げるのは難しいのなら、やはり10%の
消費税は維持して、所得税を下げるべきではないのか?
■2025年07月08日 伊豆旅行、達磨山
同年代の旧友たちと1泊の温泉旅行に出かけ、みんなで戸田峠から達磨山に
登った。ゆっくり登るから大丈夫だと聞かされていたが、予想以上に急坂で、
かなり苦労して登ることになった。左脚は歩ける程度に回復しているのだが、
疲れてくると上がりが弱くなり、つま先を段差に引っかけるようになる。
バランスの取り方も十分でなく、体がだんだんと左に傾いてくる。笹竹に挟まれた
狭い登坂路だが、左の腕、肩ばかりが笹竹と擦れる。みんな同年代だが、山登りに
慣れた人も数人いて、彼らは両手にステッキを持っている。私のような素人は、
そんな物は持っていないし、手すりもない。持っているのはカメラとか無線機ばかり。
昨日ほど杖をほしいと思ったことはない。
■2025年07月05日 リチウム電池火災
TV噂の東京マガジンでやっていたが、あちこちのごみ焼却場で廃リチウム電池が発火し、
焼却炉が壊れて、ゴミ処理に甚大な影響が出ているのだという。ここ、つくば市の
焼却場でも大事故が起こっている。リチウム電池を内蔵する機器、たとえばスマフォや
ひげそりなどを燃えるゴミとして捨てると事故になるのだそうだ。番組では、自治体が
廃リチウム電池を集める方法を指定していないのが問題だと言っていたが、そもそも、
リチウム電池は危険物で、安全に廃処理する方法がないのである。とりあえず地中に
埋めるくらいしかないのだろうが、外被がさびて中身がとけだしたらやっかいだろう。
EVがどんどん増えているが、EVの電池もほとんどリチウムであり、それもすごい大容量
だから廃棄処理はさらに難しくなるだろう。中国製のEVを運搬する貨物船が火災を起こし、
消す手立てがないという報道を時々見る。こんな危険な電池を大量に作るのは
大問題ではあるまいか?リチウムは希少資源でもあるから再利用する方法が発明されると
良いが。こんなことなら水素自動車の方が安全なのではあるまいか?
■2025年07月04日 四毒抜きの効果
発疹が治まったほかにも体には良い影響がたくさんある。
皮膚が、つるっとしてきた。吹き出物が小さくなり、皮膚がきれいになった。
顔の形というか形相も良くなったようで、10歳分くらい見た目が若返った気がする。
かかとがかさかさで白くなっていたが、やわらかいピンクになった。肘も
かさかさがとれて滑らかになった。
自分ではよく分からないが、妻は体臭がなくなったという。そういえば、マスクを
していても自分の息が臭うことがなくなった。目が良くなったは言い過ぎだが、
白内障の濁りがほとんど自覚しなくなったし、目の中にゴミが飛び交う飛蚊症も
ほとんどなくなった。何より、血圧が下がった。塩と砂糖を間違えていたと
冗談を言い合っているが、ホントの原因は、おそらく植物油だったのだろう。
ほかにもいろいろありそうだ。
■2025年07月03日 四毒抜き約3箇月
半年続いた全身の発疹がほぼ快癒した。全く痒くなくなった。ミミズ腫れ状の
背中、お尻もつるつるになった。原因は、四毒のうちの小麦(グルテン)だったのだろうが、
医者は「原因は分かりません」の一点張りだった。抗ヒスタミンの飲み薬は対症療法
として痒みを多少抑えてくれたが、ステロイドの塗り薬は皮膚の状態を悪化させる
ばかりで役に立たなかった。大量にもらったダイアコートはどうすればいいだろうか。

■2025年06月19日 四毒抜き
11月に転んで鎖骨を骨折し、整形外科で賞された痛み止めを飲んだところ
全身に発疹が出た。薬は2−3日でやめたが発疹は引かず、どんどん広がって
体中をかきむしるようになった。皮膚科に行くと、薬疹ではないだろうと言われ、
抗ヒスタミン薬とステロイドを処方された。多少は効くが、皮膚はどんどん病変していくように
見えた。妻が四毒抜きというのがある、知り合いも小麦か砂糖のどっちかを
やめるように言われて従ったら快方に向かったのだという。
わらにもすがる思いで四毒抜きとやらを始めてみた。四毒とは、小麦、植物性油、
乳製品、甘い物のことで、これらを全部断つ食事に切り替えることを四毒抜きと言うらしい。
4月17日に始めて2ヶ月たったところだ。
■2025年06月07日 米騒動その2
米不足になっても米増産は難しい、畑から田に戻すのは難しいと書いた。今日、久しぶりに
晴れの土曜なのでサイクリングに出かけた。水が張られた田んぼで稲の苗が育ち
始めている隣には、茶色くなって収穫期を迎えた麦畑がある。川の堤防の上を走り
ながら眺めると、田と麦畑が交互に並んでいるのが分かる。田をだんだんと麦畑に
転作してきたのがよくわかる。だけど、麦畑は、その気になれば畑に戻すのは
そんなに難しくないように思われる。問題なのは、太陽光発電畑に転作した田んぼである。
20年前から急激に太陽光発電畑が増えてきた。
太陽光発電と米作 に
書いたが、初期費用は大きいが、経常運転になったら、太陽光は、米作の何倍もの
収入をもたらす。労働はほとんど不要である。初期費用が大きいから、いったん
太陽光に転作した田は、決して(30年間は)米作に戻ることはない。
特に高齢化した農家は、働かずに収入をもたらす太陽光は、人生の最期を支える
虎の子の資産である。
■2025年06月01日 令和の米騒動
農相が米は売るほどある、家の食品庫は2畳しかない、と国民感情を逆なでして更迭され、
後任に小泉農相が誕生し、短期間で米価が下がりだした。結局前の江藤農相は、
米農家あるいは農協の味方で消費者ではなかった。米価が上がって農家が潤うのなら
我慢できるが、JAや卸売りを富ませることに賛同する消費者はいないだろう。
日本にはすでに専業米農家は皆無になった。高齢化も進み、来年から米増産の
かけ声でどれだけ戻るのだろう。2024年は異常高温で米のできはいまいちだった。
2025年は特に増産することにはなっていないから、うまくいったとしても
2026年の秋まで米不足が続くだろう。2025は備蓄米放出で足りるだろうが、
2026年には古米もないかもしれない。こんなことになったのは、需要を読み損なったから
である。生産量は、増えてはいないがおおきな不作にはなっていない。
ここに農水省の需要予測がある。https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/240827/attach/pdf/240827-3.pdf
2023年が最新で、少し需要が増えている。この増加傾向を無視した報いが来ているの
だと思う。なぜ需要が増えるのか?人口は減っているし、食事も欧米化が進んで
いるのだろう。それを反転させているのは海外からの観光客の増加、和食への回帰だろう。
海外からの訪日観光客は2024年には2019年を超えて3687万人、2025年はおそらく
4000万人を軽く超えるだろう。日本に帰化する人も万単位で増えているらしい。
仮に4000万人が日本滞在中に米を100グラムずつ10回食べるとすると、4万トンに
なる。米の需要は2023年に11万トン増えているが、その2万トンくらいは
外国人の消費だろう。我が家でも、最近米の消費が増えている。農水省は、
米の需給モデルを再計算すべきだ。
実際、減反政策をやめるべきだとの意見は多く聞く。田んぼを減らすのを止める
だけなら簡単そうだが、これまでにへらした農地を水田に戻すのは簡単では
ないだろう。Youtube で山奥暮らし氏が説明していたが、水田は、畑より
よほど難しいらしい。水をためるために水路、灌漑が必要だし、田んぼの底は、
採石と粘土で水が浸透していくのを止める処理がいる。ここ50年以上、減反政策で
田んぼをこわすばかりで新しい田んぼを作ることをしてこなかったから、どうやって
新田を作るか知っている人が少なくなってしまった。
■2025年03月27日 父の療養2
なぜ脳出血に至ったかと言えば、高血圧なのだが、そんなに驚くほど高い訳ではないし、
薬も飲んでいた。確か40台の時、雪下ろしのためだったかで腰を痛めた。ぎっくり腰は
よくある話だが、なかなか良くはならず、悪化し、それでも60近くになって椎間板ヘルニア
の手術を受けてかなり良くなったように見えた。そのころから血液さらさらの薬を
飲まされるようになり、父は結局その薬のために脳出血を起こしたと信じていたようだ。
脳出血後は退院しても体が弱くなり、耳鳴りがしたり(というか妄想か)、しゃっくりが
1週間も続いたり、インフルエンザで腰が抜けたりしたのだという。
母からは療養の話だけでなく祖父との関係や東京への引っ越しのことなどいろいろ
な話を聞くことができた。考えてみれば、二人きりで話をするチャンスは全くなかった
のかもしれない。帰りにはおかきやらカステラやらりゅっくにいっぱいのおみやげを
もらうことになった。少しは親孝行になったろうか。
■2025年03月26日 父の療養
父が脳出血を発症したのは78歳で、私より10歳上である。そのせいもあるのか、
私にはリハビリの成果が上がっていないように見えた。最初のリハビリでは、
医者に、きっとこのまま一生歩けないでしょうと言われ、なにくそ絶対歩いてみせると
奮起したのだそうだ。実際、数メートルは杖を使って歩けるようになったのだが、
その後老人ホームに入ると、リハビリは遠くなり、介護士らは父の体を支えて
歩行の補助はしてくれず、危ないからと車椅子に乗せられてしまうのだそうだ。
そうして結局ほこうがそれ以上改善することはなかったと。死ぬ10日前にも歩行練習を
頑張っていたらしい。手には拘縮が残り、物を持つことはほとんどできなかったらしい。
そんなことを聞くと、我が身の幸いに感謝するばかりだが、この話を聞く前は、父は
リハビリに十分取り組まなかったのではないかと思っていたが、もし私が十分に頑張った
としたら、その遺伝的父も同じく頑張っていたのに違いがないのだ。
しょっちゅう頭痛があったらしい。高齢期のうつ病を患ったらしいが、退院しても
あまり会話をせず、無表情になっていったのだと。母は老人ホームのサークルに
いくつも所属して体は辛いながらも趣味や旅行を楽しんでいるようだが、父はそういう
活動に参加しなかった。昔はよく本を読んでいたそうだが、発病後は読書もしなくなった。
理由は、左手でページをめくれないからだった。それは非常によく分かる。私も
ページを繰るのがとても下手で、読書が嫌になる。PCで記事を読む方が楽だが、
父はPCをろくに扱えなかった。そういうのを学ぶ気力もなかったように見える。
■2025年03月25日 亡き父の脳出血
年賀状の代わりのはがきに夫婦の写真を撮って送ったら、義姉に、お父さんに
そっくりと言われた。歳を取るにつれ、それは否が応でもわかってきた。ということは、
健康や病気のことも同じ道をたどる可能性が高い。実際、脳出血という同じ大病を
経験している。しかし、父がどんなリハビリをしてどんな回復をしたか、どんな
思いだったか、ほとんど知らなかった。父が書き残した記録はあるのだが、病院や
そこの先生や同室の人との話が主で、リハビリのことはわからない。それで、まだ
存命の母に話を聞きに行った。
母は94歳で、からだのあちこちに支障があるが、まだ話ははっきりしている。
いばらキッス(いちご)をもっていったら、食欲はないと言いながらよく食べた。
■2025年03月07日 関税戦争
トランプは、対中、カナダ、メキシコの関税引き上げは、合成麻薬フェンタニルと
不法移民の流入だと言っている。最近のアメリカでは、麻薬でふらふらになりゾンビの
ような仕草でたむろするジャンキーの映像をよく見る。この原因がフェンタニルに
あるということだが、フェンタニルはれっきとした痛み止めの薬で、合法的に
使う分には役に立つというのはモルフィンと同じだろう。それが、米国に大量に
もたらされることで国難となっているというのは、まさにアヘン戦争が起こっている
と言うことらしい。アヘンを海に投げ込む代わりに、関税を上げると?フェンタニルは
中国で生産された後、カナダやメキシコで生成されて米国に持ち込まれているのだそうだ。
麻薬を売る方も問題だが、買うのを取り締まる方法をとらずに関税を上げるとは
どういうことか?密輸に関税はかからないのだが。
Penguinは海を飛ぶ
matsui.toshihiro3 at gmail.com
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