Sony-α6600


2022-12-31

α55から11年ぶり、RX100-Ⅲから6年ぶりのカメラ購入

α55を買ったのが2011年、RX100が2012年、RX100-v3が2016年である。よく使ったのは、RX100、RX100-3、α55の順である。RX100は2016年に壊れて修理し、復活したが、今年(2022年)、再度故障した。電源を入れてもレンズが繰り出さなくなった。前回と似た症状。それを思うと、RX100-3ももう6年、1万ショットを越えているので、そろそろ故障してもおかしくない。α55は、電池が寿命になり、買い換えた電池も減りが早い。レンズを付属の18-55ズームの他に、50mmF1.8、35mmマクロF2.8、90mmマクロF2.8、28-70mmF2.8とそろえていろいろ撮ったが、やはり大きくて持ち出すのがおっくうになる。特に数十kmのサイクリングや、学会等での出張で携行するのは気が進まない。この10年くらいで、写真もビデオもスマートフォンで撮るのが当たり前になった。それに比べると、デジ一眼は大きすぎ、RX100のようなコンパクトですら大げさに見えることがある。カメラ会社もスマートフォンとの差別化を考えなければならないだろうが、たいていは、高性能化、高機能化を図るので、使い方は難しくなり、高価格化して、一般のスマートフォンユーザからはさらに迂遠になっていくように思われる。最近のデジ一眼は、すべてミラーレスになっているが、だからといって小さくなっているわけではなく、センサーサイズは35mmフルサイズばかりが新発売される。

α55を買った2011年頃、ソニーは、APS-Cの小型ミラーレス一眼としてNEXシリーズを発売している。マウントもAではなくEマウントであった。2013年に改名して、α5000シリーズとなった。私は、このシリーズは傍流で、性能はそこそこで、ELカセットみたいに短命で終わるだ、と思っていた。それまでαシリーズ用に積み上げてきたレンズのラインアップをそう簡単に崩せるわけがないし、ファインダーがないからプロは好まないだろうし、どれも手ぶれ補正が付いていないというのがその根拠であった。私のこの予測は全く間違っていて、αシリーズのAマウントはその後新製品がなく、出てくるのはEマウントばかり、Eマウント用のレンズがどんどん発売されるという方針変更であった。フラッグシップのα7シリーズがフルサイズセンサーとEマウントで発売されたのが決定的であった。Eマウントは、APS-C用としては明らかに直径が過大であり、フルサイズと共用するためにあえて太くしているように思われる。しかし、ちっこいレンズが
細い鏡筒に付くのはかっこ悪いので、これでよいのだろう。

α55のあとは、よりサイクリングに携行しやすい小型の高性能コンデジとしてRX100を買った。これはとても良かった。4年で故障したのでRX100-3に乗り換えた。3になって広角側が28mmから24mmに広がったが、望遠側が100mmから70mmに縮んでしまった。DレンジオプティマイザーやHDRの性能が上がって、絞り優先モードで自分でいろいろ設定するより、AUTO+に任せておいた方がいい絵が撮れるので楽になった。しかし、ピントの精度はよくない。

次はRX100の後継機も考えたが、レンズのズーム幅を広げたので暗くなっており、動画性能に投資したのかもしれないが私は動画はあまり撮らず、何より価格が上がっている。M7は、15万近くする。初代RX100は、バランスがとれており、今なお名器と呼べる。故障を直して使えるようにしよう。

α6500とα6600を比較

α6000シリーズはAPS-Cなので気になっていたが、NEX以来、2016年12月発売のα6500まで手ぶれ補正がなかった。私の計算によると、どんなにしっかりカメラをホールドしていても、1000万を越えるよう高画素では、焦点距離分の1程度のシャッター速度では手ぶれが生じる。まさか常に三脚を使うわけもなく、手ぶれ補正なしでは高画素・高解像度の写真は撮れない。動画ではあまり気にならないかも知れないし、最近は、gimbal を使う人もいるかもしれない。α6500の改良版のα6600は、2019年6月の発売である。画素数は同じだが、機能がだいぶ削られている。

プロセッサは同じのようだ。こりゃ、α6500から退歩しているのではないか。改良点と思われるのは、電池容量が2倍になったことと、バリアングル液晶モニタが上に180度翻って自撮りに便利なことくらい。しかし、2022年の後半では、すでにα6500の新品は販売されておらず、α6600しかあり得ない。α6600も、発売から3年たってるから、近々次が出るかもしれない。すでに、Amazonでは、α6600のボディ単体では販売していなくて、18-135mmのレンズと一緒でなければ購入できない。

α7Cとα6600を検討

α6600+18-135mmズームの価格は、20万円以上する。スマフォとの差別化で性能で勝負するのは良いが、値段まで差別化しているのか。この価格になると、フルサイズのα7Cと、同価格になってしまう。付属レンズが28-60mmになるが、フルサイズ仕様のレンズは高価格であろう。そうかぁ、ほとんど同価格でフルサイズが手に入るのかと感慨深い。携行に便利なコンデジではなくAPS-Cを買おうと思ったのは、ボケさせやすいことである。フルサイズになれば、APS-Cよりさらにボケさせやすい。それに感度も高い(はず)。仕様を見ると、α6600の感度限界が10万なのに、α7Cは20万ある。一方、重量は、やはりフルサイズ機は大きくなる。何より問題なのは、レンズが大きくなることだ。センサーが大きいのだから、同じF値にしようとすれば、レンズが大きくなる。さらに、価格も高価になる。APS-Cのほうがボケにくくなるが、F値が明るければ、差は縮まる。実際、同じ焦点距離、同じような価格であれば、APS-Cの方が明るい。

フィルムカメラでは、フォーマットサイズは、そのまま画質に直結した。フィルムの粒子密度は、6x7 のロールフィルムも35mmもAPS-Cも同じだから、フィルムの大きさ=画素数に相当し、大きいカメラは明らかに高画質だった。そのかわり、6x7 などものすごい重さのレンズになる。デジタルになって、画素数はどんどん増えてきたが、現状、フルサイズもAPS-Cも同じである。ポスターに印刷するようなプロでなければ2000万以上の画素は不要である。ただ、画素数に余裕があれば、全部広角気味に撮っておいて、あとでひつようなりょういきをcrop して使うというデジタルズーム的な使い方もできる。私は、水彩画を描くために写真を撮ることが多いが、水彩画の解像度は非常に荒いので、100万画素もあれば十分であり、2000万画素の原画から好きに切り出して使える。ボケ味の違いはあるが、画質的にフルサイズは不要。ボケは、明るいレンズが手に入りやすいAPS-Cもそれほど不利ではない。

というわけで、選んだのは、APS-Cのα6600である。レンズは、18-135mmF3.5-5.6が付属している。手持ちでAマウント用のレンズが数本あるので、アダプタをかませれば使える。ところが、これらは、、10年も前のレンズなので、今はかなり違った物になっているらしい。どうやら、レンズ性能の違いと言うよりも、ピント合わせが速いとか、動きがないとかいうことになっているようだ。後述。

α6600を使ってみて

α55からよくなったこと

2022年12月17日に注文したらすぐに届きました。Aマウントアダプタも一緒です。

α55から10年もたっているので、使い勝手はかなり変わっている。まず、メニューで設定できる項目が5倍以上になっているようだ。撮影関連だけで15ページ以上ある。絞りの切り替えダイヤルが、レリースボタンのすぐ下の右手の人差し指で触れる位置にあったのが、右手親指の位置に変わった。これは使いにくくなった。ファインダーを覗くと、画面は明るくて精細である。α55は、逆光ではファインダーの画像が黒くなってしまう。液晶モニタも明るく、きれいになったが、サイズは少し縮んだ。スマートフォンの方が良い。

Eマウントになって、ボディが薄くなった。Aマウントのアダプタは、厚みが20mmほどもある。ミラーが動かないから、シャッター音が小さい。カシャといい音がする。サイレントモードで無音にもできるようだ。では、この音は何?レンズを外すとセンサー面が直接見えると言うことは、シャッター幕はないようだが。とにかく、ミラーレスで動きが少ないから、ショックは小さく、手ぶれは出にくいだろう。

オートフォーカスの合焦速度が速い。レンズが動く音もほとんどしない。これは、ボディ本体ではなくレンズが改良されたのだろう。ピント合わせでレンズが前後に動くこともない。フォーカスする部位は、ファインダや液晶中に緑で囲って表示される。画面の端以外の最近点に合わせようとしているのかな。たいていは自動のフォーカス選択でOKだが、変えたいときは、液晶の表示にタッチすれば良い。ファインダを覗いているときはどうするのだろうか?シャターをリリースした後もモニター画像は途切れることなく表示されるのが大変ありがたい。α55

画質は、普通の条件では、何も違いが出ないだろう。夜景や逆光などは別途実験してみようと思うが、ボディよりもレンズの性能差でしょうか。付属の18-135mmF3.5-5.6というのは、小さい割に広角(28mm)から望遠(200mm)までとズーム域が広く、便利に使えそうです。携行に便利そうな20mmF2.8のパンケーキレンズを買おうと思う。Aマウントアダプタを付けて、50mmF1.8も常用できそうです。

   α6600
コントラストがよくなっている。
   α55
露出が多くて白っぽくなっているのか、色が薄い。
   RX100M3
ちょっと暗め。

動画撮影

動画撮影は、デジカメにとっておまけであったが、Youtuberとかだんだんと動画を目的にデジカメを使う人も増えている。いわゆる家庭用のビデオカメラという商品はだんだん姿を消しつつあるようだ。バイクやヘルメットにアクションカメラを付けるのが流行っている。私も2012年に買っている。

RX100の動画撮影は、視野が狭くなる(望遠になる)のでびっくりしたが、α6600ではモニターで見ている視野と変わることがない。4K動画まで撮れると言うから驚きだ。一番よいと思ったのは、音が良くなったこと。マイクはどこにあるのだろう。外付けマイクを使わなくても良い音で録音できる。

おわりに


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